上原 浩治
1975年4月3日・大阪府生まれのB型
東海大学付属仰星高等学校 ⇒大阪体育大学⇒読売ジャイアンツ
⇒ボルティモア・オリオールズ⇒テキサス・レンジャーズ・ボストン・レッドソックス⇒シカゴ・カブス
2008年オフ、FA宣言し、ボルティモア・オリオールズと2年契約を結ぶ!


2008年4月にFA権を取得し、そのオフにかねてから希望していたメジャー移籍を目指しFA宣言。しかし近年の成績がパッとしないことなどもあり中々、移籍先が決まりませんでしたが、2009年1月、ボルティモア・オリオールズと2年総額1,000万ドル(約9億円)、出来高払い(600万ドル)を含めると最高で1,600万ドル(約14億円)の契約で合意。オリオールズ初の日本人選手が誕生しました。


そして迎えた2009年4月8日(現地時間)、地元で行われたヤンキース戦で先発し、4番に座った元同僚の松井秀喜を3打数無安打に抑えるなど、5回被安打5、四死球1、奪三振0、1失点の好投でメジャー初登板で初勝利を挙げました。


しかしその後は故障などでDL入りするなど結局シーズンを通して12試合のみの登板に終わり、チームも最下位に終わり1年目は終了しました。


メジャー2年目はDLからのスタートとなり、5月に復帰後はブルペンに入り中継ぎとして上々の数字を残すと、夏以降はクローザーを任され13セーブを挙げるなど素晴らしいピッチングを披露。チームはハイレベルなアメリカンリーグ東地区でシーズン序盤から最下位に低迷するものの、上原自身は手応えをつかんだ1年となりました。また2年契約が切れましたがオリオールズと1年300万ドル+出来高契約で合意。3年目もオリオールズでプレーすることとなりました。


メジャー3年目、上原はセットアッパーとして安定感抜群のピッチングでチームに貢献していましたが、チームはヤンキース、レッドソックスなど強豪ひしめくアメリカンリーグ東地区では上位争いを演じる事が出来ず、前半戦でプレーオフ進出が絶望的となり、7月末にトミー・ハンター投手、クリス・デービス一塁手とのトレードでアメリカンリーグ西地区で首位を快走するテキサス・レンジャーズへ移籍しました。


レンジャーズではオリオールズ時代ほどの安定したピッチングは見られませんでしたが、チームはアメリカンリーグ西地区を制しプレーオフへ。ディビジョンシリーズではレイズを退けましたが、上原自身は1試合の登板で1アウトも取れず3失点(被本塁打1)。続くリーグチャンピオンシップではタイガースを退けチームは2年連続ワールドシリーズへ進出しましたが、上原は2試合の登板で2失点(被本塁打2)と精彩を欠き、ワールドシリーズのロースター(25人)入りできず、チームもカージナルスに敗れ、2年連続ワールドシリーズでの敗退となり、チームも上原も最後の最後に悔しいシーズンとなりました。


メジャー4年目。上原はシーズンが始まるまで移籍の噂が絶えず、実際にトレード話が持ち上がりましたが、上原自身がトレードを拒否しレンジャーズで開幕を迎えました。シーズン序盤はブルペンの中でも重要な場面での登板は少なかったですが、上原自身は安定したピッチングで結果を残し、またブルペン陣に故障者が出てからはセットアッパーとして活躍。6月から8月まで約2ヶ月DLに入りましたが、復帰後も素晴らしい内容でチームに貢献しました。


レンジャーズはアスレチックスと最終戦まで優勝争いを演じ、最終戦でアスレチックスに敗れ、惜しくも地区優勝を逃しましたが、ワイルドカードでプレーオフへ進出。上原自身は14試合連続無失点でレギュラーシーズンを締めくくりました。


そして1戦だけのオリオールズとのワイルドカードプレーオフ。上原は2点リードされた8回に登板し、1回を3者三振に抑える素晴らしいピッチング。しかしレンジャーズは敗れ、シーズン終了となりました。


シーズン終了後FAとなり、レンジャーズからの残留要請だけでなく、古巣オリオールズなどからもオファーがありましたが、ボストン・レッドソックスと契約合意しました。レッドソックスでは開幕からセットアッパーとして投げていましたが、クローザーのハンラハンが故障、それを引き継いでクローザーを任されたベイリーも故障し、6月後半からクローザーに。すると7月から9月にかけて27試合連続(30回1/3イニング)無失点、さらに37人連続でランナーを出さない(救援投手の連続アウト記録は41人)、WHIP(1イニングあたりの安打+四球)0.565の数字は50イニング以上を投げたリリーフ投手の中で歴代No.1、防御率1.09と、非現実的な数字を残し、レッドソックスの6年ぶりの地区優勝(4年ぶりのプレーオフ進出)に大きく貢献しました。


ディビジョンシリーズでは同地区のレイズと対戦し、上原は3試合目にサヨナラホームランを浴びましたが、2試合目と4試合目ではセーブを挙げ、リーグチャンピオンシップシリーズ進出に貢献。リーグチャンピオンシップシリーズではタイガースを4勝2敗で下し、上原自身は5試合に登板し、いずれも厳しい状況での登板ながら1勝3セーブ、防御率0.00と完璧な内容でリーグチャンピオンシップシリーズのMVPに輝きワールドシリーズへ。


ワールドシリーズでは2戦目に初登板し、1勝1敗で迎えた3戦目は同点の9回途中から登板しましたが、長いワールドシリーズの歴史の中でも初となる守備妨害でサヨナラ負け(敗戦投手はワークマン)。しかし翌日の4戦目は2点リードの9回から登板し、1イニングを1安打無失点に抑え、これまたワールドシリーズ史上初となる牽制でゲームセットとなり、ワールドシリーズで日本人初のセーブを記録。続く5戦目も2点リードの8回2死からマウンドに上がり4人の打者をキッチリ抑えて連日のセーブを挙げて同一年のポストシーズンで歴代最多タイとなる7セーブ目を記録。そして王手をかけて迎えた6戦目では、6-1と5点リードの9回に登板し、打者3人を完璧に抑え、4勝2敗で6年ぶり8度目となるレッドソックスのワールドシリーズ制覇に大きく貢献。ポストシーズンでは16試合のうち13試合(ワールドシリーズ5試合)に登板し、13回2/3を被安打7、奪三振16、失点1(自責点1)のみで1勝7S、防御率0.66と、レギュラーシーズン同様ポストシーズンでも神懸る活躍をし、地区優勝、ディビジョンシリーズ、リーグチャンピオンシップシリーズ、ワールドシリーズ全て最後のマウンドにいた上原。メジャー5年目は言葉で言い表すことが出来ないほど素晴らしいシーズンとなりました。


メジャー6年目は開幕からクローザーを務め、素晴らしい成績を残し、監督推薦でのオールスター選出はなりませんでしたが、オールスターに選出されていた田中将大が直前に15日のDL入りとなり代わってオールスターに選出され、打者1人メゾラコ(レッズ)と対戦し三振を奪いアメリカンリーグの勝利に貢献しました。


2013年同様に圧巻のピッチングで前半戦を折り返した上原ですが、チーム状況が悪いのも影響したか?後半戦は打ち込まれる試合が何試合か続き、前年ワールドチャンピオンのチームも最下位に沈むなど、悔しいシーズンとなり、レッドソックスとの契約が切れFAに。移籍も噂されましたが、ワールドシリーズ終了の翌日にレッドソックスと2年1800万ドルで契約合意し、アメリカ7年目もレッドソックスでプレーすることとなりました。


レッドソックスでの3年目も開幕からクローザーを任され、安定したピッチングで仕事を淡々とこなしていましたが、8月7日のタイガース戦で打球が右手首に直撃し、検査の結果、骨折と判明し、シーズン中の復帰が絶望となりました。またチームも前半から低迷し、最下位でシーズンを終えました。


メジャー8年目、レッドソックス4年目、レッドソックスは抑えにキンブレルを迎え、上原はセットアッパーに回ることに。しかし前半戦は打ち込まれるシーンが多く、また7月に右胸筋を痛めてDL入り。それでも9月に復帰すると復帰後は11試合連続無失点でレギュラーシーズンを締め、またチームも混戦のアメリカンリーグ東地区を制してプレーオフに進出。インディアンスとのディビジョンシリーズでは初戦に1回無失点、3戦目も1回無失点と好投しましたが、チームは3連敗で次のステージに進むことはできず、また上原もレッドソックスとの2年契約が切れてFAになり、12月にこの年にワールドシリーズを制したシカゴ・カブスと1年600万ドルで契約を結び、メジャー9年目は初めてナショナルリーグでプレーすることとなりました。







所属チーム 試合 S 奪三振 防御率 タイトル
▼ 日本時代 ▼
巨人(1999) 25 20 4 0 179 2.09 沢村賞・新人王・最多勝・最多奪三振・最優秀防御率・ゴールドグラブ・ベストナイン
巨人(2000) 20 9 7 0 126 3.57
巨人(2001) 24 10 7 0 108 4.02
巨人(2002) 26 17 5 0 182 2.60 沢村賞・最多勝・ベストナイン
巨人(2003) 27 16 5 0 194 3.17 最多奪三振・ゴールドグラブ
巨人(2004) 22 13 5 0 153 2.60 最優秀防御率
巨人(2005) 27 9 12 0 145 3.31
巨人(2006) 24 8 9 0 151 3.21
巨人(2007) 55 4 3 32 66 1.74
巨人(2008) 26 6 5 1 72 3.81
巨人(1999〜2008) 276 112 62 33 1376 3.01 沢村賞2回、最多勝2回、最多奪三振2回、最優秀防御率2回、ゴールドグラブ2回、ベストナイン2回
▼ メジャー ▼
ボルティモア・オリオールズ(2009年) 12 2 4 0 48 4.05
ボルティモア・オリオールズ(2010年) 43 1 2 13 55 2.86
オリオールズ/レンジャーズ(2011年) 65 2 3 0 85 2.35
テキサス・レンジャーズ(2012年) 37 0 0 1 43 1.75
ボストン・レッドソックス(2013年) 72 4 1 21 101 1.09 Wチャンピオン
ボストン・レッドソックス(2014年) 64 6 5 26 80 2.52 オールスター選出
ボストン・レッドソックス(2015年)  43  2  4 25   47  2.23  
ボストン・レッドソックス(2016年) 50 2 3 7 63 3.45
シカゴ・カブス(2017年)

赤字はタイトル)


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