松井稼頭央

松井 稼頭央
1975年10月23日・大阪府生まれのO型
PL学園⇒西武ライオンズ⇒ニューヨーク・メッツ⇒コロラド・ロッキーズ⇒ヒューストン・アストロズ
2003年オフにFA権を行使し、ニューヨーク・メッツに入団。

日本人初の内野手のメジャーリーガ!ニューヨーク・ヤンキースにセカンドとして入団するなどの選択肢もありましたが、ショートのポジションを確保してくれた、ニューヨーク・メッツを選びました。

メジャー1年目、2004年4月6日の開幕戦アトランタ・ブレーブス戦で、1番ショートでデビューすると、1回表メジャー初打席、初球、先頭打者ホームランと華々しいデビューを飾りました。

試合前日松井は「楽しみにしてください、節目の試合での初球打ちはスタイルですからね」と初球から積極的に行く事を予告していました。結局デビュー戦は3打数3安打3打点2四球と最高のスタートを切る事が出来ました。


メッツには2003年メジャーデビューを飾って、将来的にはデレク・ジーター」「ノマー・ガルシアパーラに匹敵するショートになれると期待されているホゼ・レイエスという、松井よりも8歳年下のショートがいました。そのレイエスにゼネラルマネージャー自らレイエスの母国ドミニカ共和国を訪れ「セカンドへのコンバート」を説得しました。皮肉な事に松井が西武時代につけていた「背番号F」もレイエスがつけていましたが、「足してF」という事で背番号は25に決まりました。

華々しいデビュー戦を飾った稼頭央でしたが、まず壁にぶつかったのが守備面でした。慣れない天然芝、日本とメジャーでの守備に関する考え方の違いに戸惑い、エラーを重ねていきました。日本では正面に入れと教わった稼頭央でしたが、メジャーのショートは三遊間の打球はバックハンドで捕球するのが常識でした。結局このバックハンドでの捕球に対応する事は出来ず、8月に左足の痛み、腰痛が重なりDL(故障者リスト)入りし、その間にチーム側から、来シーズンからのセカンドへのコンバートを打診され、稼頭央もこれを受け入れる形となりました。「メジャー1のショートになるのが夢」と語っていた稼頭央でしたが、メジャー1年目で挫折を味わう事となりました。

DLから復帰後はセカンドでの出場も果たし、来シーズンへ向けた準備は着々と進みました。チームはオールスター前までの前半戦までは、優勝も狙える位置につけていましたが、後半戦主力があいついでDL入りし、結局ブレーブスから大きく離された4位に終わりました。

シーズン終了後稼頭央も、「すべてにおいて満足していない。悔しい。」と語るなど、メジャー1年目は不完全燃焼に終わりました。

セカンドへコンバートされてスタートした2年目。なんと、2年連続開幕戦の初打席でホームランを放つなど絶好のスタートを切りましたが、その後は2004年同様ケガで戦線離脱し、復帰後も思ったようなプレイが見られず、地元ニューヨークのファンからは度々ブーイングを受けました。

2年連続不甲斐ない成績に終わり、シーズン中からトレードの噂が絶えませんでしたが、高額な年棒がネックとなり、結句は残留となり、3年目もメッツでプレイする事となりました。メッツは大型補強に成功し、2006年のナショナルリーグ東地区の優勝候補に上げられていますが、稼頭央はレギュラーが確約されているわけではなく、契約最終年となる2006年に結果を残さなければ2007年はメジャーでプレイする事はおそらくないでしょう。意地をみせることができるのか?

2006年ケガで開幕に間に合わなかった松井稼頭央。しかしケガから復帰すると、メジャー3年目の第1打席でなんとランニングホームランを放ち、3年連続初打席でのホームランとなりました(ケン・グリフィーJrに次ぐ2人目の快挙!デビューから3年連続はメジャー初)。

しかしその後は極度の打撃不振で6月9日にメッツ側から契約にあったトレード拒否権の取り下げを求められ、稼頭央もこれに合意し、ロッキーズへのトレードが合意。しかし残りの年棒はメッツ側が負担するなど、事実上の放出となり、さらに同じく契約にあった故障時以外のマイナー降格拒否権も取り下げ、ロッキーズでは3Aからのスタートとなりました。

ロッキーズではレギュラー獲得とはなりませんでしたが、1番セカンドで出場機会を何度ももらい、ハツラツとしたプレーをこなし、ロッキーズへ移籍してからは、打率も3割を大きく上まり、自慢のスピードで盗塁も増加。稼頭央らしさを十分発揮しました。

ロッキーズで迎えた2年目2007年は、2番セカンドのレギュラーでシーズンを迎え、やはり水が合っていたのかシーズン序盤から積極的な走塁と、堅実な守備で日に日に稼頭央の存在が大きくなりましたが、4月の中旬に持病の腰を痛めてしまいDL入り。

それでもなんとか1ヵ月後の5月下旬に復帰すると、存在感をアピールしレギュラーの座をがっちりつかむと、オールスターまでは下位に沈んでいたチームは8月から快進撃を初め、9月には破竹の11連勝を記録し、レギュラーシーズン162試合目でナ・リーグのワイルドカード争いでトップのサンディエゴ・パドレスと並び、ワンゲームプレーオフで2点リードされた延長13回、稼頭央の2塁打をきっかけに逆転に成功し、死闘の末に見事に勝利し、1995年以来のプレーオフ進出を決めました。

プレーオフでもロッキーズの快進撃はとどまることを知らず、ディビジョンシリーズではフィリーズを3連勝でくだし、稼頭央も2戦目に満塁本塁打を放つなど大活躍。さらに続くリーグチャンピオンシップシリーズでもアリゾナ・ダイヤモンドバックスを4連勝でsweepし、プレーオフ7連勝でロッキーズは史上初のワールドシリーズ進出を果たしました。

そして迎えたワールドシリーズ。対戦相手は松坂、岡島が所属するボストン・レッドソックス。2連敗で迎えた3戦目。西武時代の後輩、松坂大輔とメジャーで初対戦し、初回に2塁打を放ちましたがその後は2打席抑えられ、チームも接戦を落とすと、結局4戦目も大敗し、4連敗で2007年シーズンは幕を閉じました。

2007年のシーズンオフ、ロッキーズとは1年契約でFAとなった稼頭央。残留すると思われていた稼頭央でしたが、この年の活躍によって評価が高まり、結局、評価の最も高かったヒューストン・アストロズと3年総額1,600万ドル(約18億3,000万円)で契約を結び、2008年はメジャーで3チーム目のチームでプレーすることとなりました。

アストロズで迎えた2008年。しかしシーズン開幕前に臀部を手術しDLからの開幕となりました。それでも4月中旬にDLから復帰すると、チームの期待に応える活躍でチームを牽引。しかし6月下旬に持病の腰痛でDL入り。7月中旬にDLから復帰しましたが8月中旬に再びDL入り。結局9月中旬にDLから復帰しましたが、チームはプレーオフ進出を逃し、松井稼頭央自身は去年同様の数字を残しシーズンを終えました。2009年は怪我をせず1年中プレーする事が出来るかどうかが大きな課題となりそうです。

アストロズに移籍して2年目。相変わらず故障がちで、しかも序盤から数字が上がらず、結局チームも早々とプレーオフ進出の可能性がなくなり、松井自身も低調な数字に終わりメジャー6年目は終了しました。

メジャー7年目、シーズン序盤からまったく結果を残す事が出来ず、5月にアストロズを解雇。そしてロッキーズとマイナー契約するもののメジャー復帰はならず。不本意な1年となりました。


そして2010年11月、楽天ゴールデンイーグルスと契約し8年ぶりに日本球界へ復帰となりました。


所属チーム 安打 本塁打 打点 盗塁 打率 タイトル
▼ 日本時代 ▼
西武ライオンズ(1995年) 45 2 15 21 .221
西武ライオンズ(1996年) 134 1 29 50 .283
西武ライオンズ(1997年) 178 7 63 62 .309 盗塁王・ゴールドグラブ
西武ライオンズ(1998年) 179 9 58 43 .311 MVP・盗塁王・ゴールドグラブ
西武ライオンズ(1999年) 178 15 67 32 .330 盗塁王
西武ライオンズ(2000年) 177 23 90 26 .322
西武ライオンズ(2001年) 170 24 76 26 .308
西武ライオンズ(2002年) 193 36 87 33 .332 ゴールドグラブ
西武ライオンズ(2003年) 179 33 84 13 .305 ゴールドグラブ
西武ライオンズ(1995〜2003年) 1433 150 569 306 .309 MVP1回・盗塁王3回・ゴールドグラブ3回
▼ メジャー ▼
ニューヨーク・メッツ(2004年) 125 7 44 14 .272
ニューヨーク・メッツ(2005年) 68 3 24 6 .255
ニューヨーク・メッツ/コロラド・ロッキーズ(2006年) 65 3 26 10 .267
コロラド・ロッキーズ(2007年) 118 4 37 32 .288 ワールドシリーズ進出
ヒューストン・アストロズ(2008年) 110 6 33 20 .293
ヒューストン・アストロズ(2009年) 119 9 46 19 .250
ヒューストン・アストロズ(2010年) 10 0 1 1 .141

赤字はタイトル)

松井稼頭央・トップ松井稼頭央Home
MLB「今日の日本人メジャーリーガー」MLB「今日の日本人メジャーリーガー」 Home


「イチローDATA」「松井秀喜DATA」「田口壮DATA」「井口資仁DATA」「中村紀洋DATA」

「野茂英雄DATA」「石井一久DATA」「長谷川滋利DATA」「大家友和DATA」「高津臣吾DATA」

「大塚晶則DATA」「多田野数人DATA」「木田優夫DATA」「藪恵壹DATA」「デニー友利DATA」

城島健司DATA」「小関竜也DATA」「マック鈴木DATA」「森慎二DATA」「入来祐作DATA」「斉藤隆DATA

松坂大輔データ」「井川慶データ」「岩村明憲データ」「福留孝介データ」「黒田博樹データ」「薮田安彦データ

小林雅英データ」「福盛和男データ

イチロー][松井秀喜][松井稼頭央][田口壮][井口資仁][中村紀洋][野茂英雄][石井一久

長谷川滋利][大家友和][高津臣吾][大塚晶則][多田野数人][木田優夫][藪恵壹][デニー友利

MLBニュース速報][ボールパーク&MLBチームDATA][メジャー偉人列伝][日本人メジャーリーガーの歴史][歴代日本人メジャーリーガー

メジャーリーグの歴史][MLB記録-打者編(通算記録)-][MLB記録-打者編(シーズン記録)-][MLB記録-投手編-][MLB記録-チーム編-

MLB タイトル年表 ][イチロー夢の4割への挑戦][ワールドシリーズへの道][メジャーリーガー達の国籍][MLB 〜 2004年データ 〜


メジャー知識の泉][MLB英語マニュアル][今日の独り言][厳選リンク集今日の日本人メジャーリーガー成績一覧


Copyright (C) 2004 thank's-mlb All Rights Reserved.