前田健太



前田 健太
1988年4月11日・大阪府生まれのA型
PL学園高等学校ス⇒広島東洋カープ⇒ロサンゼルス・ドジャース
2015年オフにポスティングシステムによりメジャーへ


広島は2015年オフにポスティングシステム(譲渡金の上限額2000万ドル)によってメジャー移籍を容認することを発表し、2016年1月7日(現地時間)にロサンゼルス・ドジャースは譲渡金2000万ドルを広島に支払い、8年総額2500万ドル+出来高約1億ドルの契約で前田を獲得したと発表しました。


ただ契約するにあたって行われたメディカルチェックで異常が見つかり、年棒を低く抑え出来高を高くする異例の契約となり、さらに前田側にはオプトアウト(契約放棄)、トレード拒否権もない、ドジャース側に有利な契約となりました。


スプリングトレーニングで安定したピッチングを見せ、開幕3戦目のパドレス戦(ペトコパーク)に先発。初回に4点の援護をもらうと、6回まで自分のピッチングで被安打5、無四球、無失点の内容でメジャー初先発を初勝利で飾り、打っても2打席目にメジャー初安打となるホームランを放ち、鮮烈なデビュー戦となりました。


その後も安定したピッチングで勝ち星を重ね、チーム最多の16勝を挙げてドジャースの地区制覇に大きく貢献し、年棒もさまざまな出来高をクリアして約1300万ドル(約13億円)を超えました。そしてプレーオフ、ナショナルズとのディビジョンシリーズでは3戦目に先発を任されましたが3回4失点で敗戦投手に。それでもドジャースはナショナルズを激戦の末に破ってリーグチャンピオンシップシリーズへ進出。そしてカブスとのリーグチャンピオンシップシリーズ第1戦目に前田は先発し、4回3失点で負け投手にこそなりませんでしたがチームを勝利に導くことができず。そして2勝2敗で迎えた第5戦目も先発のチャンスが回ってきましたが、4回途中(3回2/3)1失点、次の打者が投手の場面で屈辱の降板。1戦目同様、前田自身は負け投手にはなりませんでしたが、信頼のなさを露呈しチームも敗戦。結局ドジャースはカブスに2勝4敗で敗れワールドシリーズ進出はならず。メジャー1年目、ドジャースのリーグ優勝に貢献しましたが、プレーオフでは悔しい思いをしてシーズンを終えました。また新人王候補の最後の3人には選ばれましたが新人王を受賞することはできませんでした。


メジャー2年目も先発としてスタートし、勝ち星こそ重ねていきましたがチーム(監督)の信頼が低いのか?5回~6回(球数も80球前後)で降板することが多く、そしてダルビッシュが移籍したことによって、さらに立場が怪しくなり、シーズン終盤にはブルペンに回り、ドジャースは104勝をあげてメジャー最高勝率でプレーオフへ進みましたが、前田はプレーオフではブルペンに回ることとなりました。


筑紫リースでダイヤモンドバックスと対戦したドジャースは、初戦をエース、カーショーで取り、2戦目に前田は1点リードの5回途中から3番手としてマウンドに上がり、1回を投げて2奪三振、無失点のパーフェクトリリーフで勝利に貢献し、前田にプレーオフ初勝利が付きました。さらにダルビッシュが先発した3戦目にも3-1と2点リードの8回から登板すると、1回を投げて2奪三振、無失点と、2戦目に続きパーフェクトリリーフを演じ、前田にプレーオフ初のホールドが記録され、ドジャースの勝利に貢献し、ドジャースも3連勝でダイヤモンドバックスを破り次のリーグチャンピオンシップシリーズへ進出しました。

リーグチャンピオンシップシリーズでは前年のワールドチャンピオンのカブスと対戦し、前田は初戦に2-2の同点の6回途中から登板し、打者3人をピシャリと締めてドジャースの勝利に貢献、前田自身が勝ち投手となりました。前田は3勝0敗と王手をかけた4戦目には2点ビハインドの7回から登板し、打者3人を完璧に抑えましたがドジャースは破れ3勝1敗に。そして迎えた第5戦はドジャース打線が爆発し、投げては先発カーショーが好投した後を受けて7回に前田が連投となり、1回を完璧に抑えてドジャースがカブスを下し29年ぶりにワールドシリーズへ進出しました。

ワールドシリーズではアストロズと対戦し、初戦はエース、カーショーの好投でドジャースが先制し、2戦目は0-1と1点ビハインドの5回から前田は登板し、1回1/3を投げて被安打1、無四球、奪三振0、無失点と好投し一時はドジャースが逆転しましたが、延長11回の末、両チーム合わせて8本のホームランが飛び出した2戦目はアストロズが勝って1勝1敗に。前田は続く3戦目にも先発ダルビッシュが1回2/3で降板した後を受け継いで、2死2、3塁のピンチで登板し、このピンチを切り抜けるなど、2回2/3を投げて被安打1、四球1、奪三振2、無失点の好投でプレーオフに入って7試合連続無失点を継続しましたが、ドジャースは破れて1勝2敗に。しかし5戦目に7-4と3点リードの5回2死1、2塁の場面でカーショーからマウンドを引き継ぎましたが、アルトゥーベに同点の3ランを浴びてプレーオフの連続無失点も途絶え、ドジャースも壮絶な打ち合いで延長10回の末12-13で敗れ2勝3敗に。前田は6戦目の1点リードの7回無死1塁の場面でも登板し、前の試合でホームランを打たれたアルトゥーベを抑えるなど無失点で切り抜けドジャースの勝利に貢献しこれで3勝3敗に。しかし最終第7戦は序盤から先発ダルビッシュが打ち込まれ、結局ドジャースは1988年以来のワールドチャンピオンはならず、アストロズがチーム史上初のワールドチャンピオンに輝きました。





所属チーム 試合 S 奪三振 防御率 タイトル
▼ 日本時代 ▼
広島東洋カープ(2008年) 19 9 2 0 55 3.20
広島東洋カープ(2009年) 29 8 14 0 147 3.36
広島東洋カープ(2010年) 28 15 8 0 174 2.21 沢村賞・最多勝利・最多奪三振・最優秀防御率
広島東洋カープ(2011年) 31 10 12 0 192 2.46 最多奪三振
広島東洋カープ(2012年) 29 14 7 0 171 1.53 最優秀防御率
広島東洋カープ(2013年) 26 15 7 0 158 2.10 最優秀防御率
広島東洋カープ(2014年) 27 11 9 0 161 2.60
広島東洋カープ(2015年) 29 15 8 0 175 2.09 沢村賞・最多勝利
広島東洋カープ(2008~2015年) 218 97 67 0 1233 2.39 沢村賞2回・最多勝利2回・最多奪三振2回・最優秀防御率3回
▼ メジャー ▼
ロサンゼルス・ドジャース(2016年) 32 16 11 0 179 3.48
ロサンゼルス・ドジャース(2017年) 29 13 6 1 140 4.22
ロサンゼルス・ドジャース(2018年)
ロサンゼルス・ドジャース(2019年)
ロサンゼルス・ドジャース(2020年)
ロサンゼルス・ドジャース(2021年)
ロサンゼルス・ドジャース(2022年)
ロサンゼルス・ドジャース(2023年)

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